自律神経が乱れると出てくる症状

心当たりがあるかチェックしてみましょう

こんにちは!

世田谷区の頭痛肩こり自律神経専門整体院くくるの奥間です。

今回は自律神経が乱れることによって起こる症状をご紹介して行きます。

自律神経失調症

自律神経失調症とは交感神経と副交感神経のバランスが崩れることによって起こります。

特に現代では交感神経が優位になりすぎることで引き起こされることが多いです。

症状も一様ではないため判別と診断が難しい疾患です。

⚪︎自律神経症状のチェック

【身体のチェック】

✔︎よく頭痛がする

✔︎胸が圧迫されるようで苦しい

✔︎めまいがする

✔︎喉が詰まる感じがする

✔︎手足が痺れる

✔︎手足が震える

✔︎下痢や便秘になりやすい

【心のチェック】

✔︎朝気分がスッキリしない

✔︎なんとなく不安でイライラする

✔︎仕事に取りかかる気分になれない

✔︎集中力が無くなる

✔︎物事がなかなか決断できない

✔︎人に気軽に会えない

✔︎ふと死にたくなる

上記の症状が多く当てはまる場合は自律神経失調症の可能性があります。

できれば医師の診察を受けるのがおすすめです。

心身症との違い

心身症はストレスが原因で身体機能に何らかの異常を生じることをいいます。

代表的なもので知名度のあるものは過敏性腸症候群(IBS)で、これは心因性のストレスが原因で

お腹が下がるというものです。

他にもアトピー性皮膚炎や頭痛、胃潰瘍やメニエール病なども例として挙げられます。

自律神経失調症と比較すると自律神経失調症は交感神経と副交感神経のバランスが崩れることが

原因なのに対し、心身症は身体の病気であるが、その原因が心因性のものという定義の違いがあります。

一部、自律神経失調症と症状が重複するものもあり、診断は難しいといえます。

症状を軽減する対処療法はできますが治療には根本的原因であるストレスを取り除く必要があります。

うつ病との違い

うつ病は発症の原因から表れてくる症状に個人差が大きいところが自律神経失調症と似ています。

しかし、うつ病には精神症状がより強く表れる点、生活への影響が大きく出ている点が違いとなります。

また、診断基準は明確ですが根本的な発症理由がわかってないという点も違いとして挙げられます。

神経性胃炎

神経性胃炎はストレスが原因で胃に痛み、不調が表れた状態です。

現代病の一種ともいわれています。

ストレスを受けて自律神経が乱れると胃酸が過剰に分泌されやすくなります。

結果、胃酸が胃壁を溶かすなどして痛み、もたれなどの不調をもたらします。

神経性胃炎の主な症状は以下の通りです。

⚪︎胃痛

⚪︎胃もたれ、胸焼け

⚪︎吐き気

⚪︎食欲衰退

⚪︎胃酸の逆流

重症化すると胃潰瘍などに発展することもあります。

自律神経の乱れが原因の場合はうつ病にも似た精神症状を併発することもあります。

過敏性腸症候群

過敏性腸症候群は、慢性的にお腹の調子が悪い状態を指します。

発症原因の一つとしてストレスによる自律神経の乱れが挙げられています。

腸と自律神経は深い関わりがあります。

そのため自律神経が乱れると腸内環境が悪化し慢性的な不調が起こりやすくなります。

過敏性腸症候群は大きく4つのタイプに分かれます。

⚪︎下痢型:慢性的に下痢気味

⚪︎便秘型:慢性的に便秘気味

⚪︎交代(不安定)型:下痢と便秘を繰り返す

⚪︎分泌型:強い腹痛後に大量の粘液が出る

過敏性腸症候群を良くするには原因である自律神経の乱れを正す必要があります。

具体的にはストレスの解消や規則正しい生活を心がけましょう。

メニエール病

メニエール病は内耳の疾患です。

めまい、耳鳴りなどの症状が表れます。

メニエール病は症状によって3つのタイプに分けられます。

⚪︎動揺性めまい:ふらつく

⚪︎回転性めまい:目がぐるぐる回る

⚪︎眼前暗黒感:真っ暗になる

耳鳴りや難聴を伴うこともしばしばです。

メニエール病の原因は内耳に過剰なリンパ液が溜まることです。

なぜリンパ液が溜まるのか解明されていません。

ただし、一説ではストレスを受けることで発症するとも指摘されています。

過呼吸症候群

過呼吸症候群では呼吸が過剰に速くなる状態です。

具体的には、過剰な呼吸によって体内の二酸化炭素が減りすぎてしまい

ストレスを感じたときに息苦しいと感じることは少なくありません。

結果、無意識のうちに息を深く吸おうとして過呼吸の状態に陥ります。

また過呼吸になったことでパニックが起こり結果として交感神経症状を招くことがあります。

交感神経症状とは動悸、速い呼吸、筋肉の硬直などが代表的です。

過呼吸と交感神経症状が同時に現れるとそれぞれの症状が悪化しやすくなります。

自律神経の乱れは何科で受診すれば良いの?

自律神経の乱れによって不調があるときは症状に合わせて診療科を選びましょう。

⚪︎動悸・胸の痛み➡︎循環器内科
⚪︎息苦しさ➡︎呼吸器内科
⚪︎下痢・便秘・胃の不調➡︎消化器内科
⚪︎肩こり・体の痛み➡︎整形外科
⚪︎不安・うつといった精神症状➡︎心療内科・精神科・メンタルクリニック

自律神経の症状は様々な症状が同時に現れることもしばしばです。

どの診療科に絞るべきか迷ったときは最も辛いと感じる症状に合わせましょう。

選べないときは内科やメンタルクリニックの受診がおすすめです。

治療法は症状や医師によって異なりますが一般的には薬物療法やカウンセリングなどが

行われます。

あるいは指圧などの理学療法、アロマテラピー、音楽療法が用いられることもあります。

身体に異常がないのに病院へ行くのは気が引ける…とお考えの方もおられるかもしれません。

しかし自律神経の乱れは神経性胃炎やメニエール病を誘発するおそれもあります。

辛い症状がある場合は放置せずに医療機関を受診しましょう。

日本人はストレスを抱えてる人が多い

日本では多くの方がストレスを感じております。

厚生労働省の調査によると日常生活において悩み・ストレスが「ある」と答えた方は

全体の7割にのぼりました。

特に男性よりも女性の方がストレスを感じている割合が高いです。

男女ともに最もストレスを感じてるのは「自分の病気や介護」についても大きな

ストレスを抱えています。

その他、「自分の仕事」や「収入・家計・借金」についても男女ともに

ストレスが多くなっています。

自律神経を整えて人生を豊かにする

自律神経が乱れると様々な症状が出るとお伝えしましたが一方、

自律神経が整っているということは生活が規則正しく、日々の活動が充実しており

さらに過度なストレスを感じることなく心身ともに健康が保たれている状態といえる

のではないでしょうか?

自律神経が整った生活はそれだけ心と身体を豊かにできる好循環が生まれた生活

といえそうですね。

それは良い人生を生きていく上での力になっていくでしょうし結果として人生を豊かにする

ことにつながるのではないでしょうか?

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